NAKAWOOD

NAKAWOODの思い

徳島県のブランド材「木頭杉(きとうすぎ)」を全国へ

那賀ウッドは、徳島県南部の山あいのまち、那賀町にあります。95%が森林の山間地で、町内には一級河川那賀川が流れている、豊かな自然が自慢の町です。
主要産業は林業でしたが、国産木材の需要低下などにより従事者数が年々減少してきました。しかし近年は、那賀町内で若手林業従事者が集って「山武者」が組織され、若手林業者の育成が進むなどかつての活気を取り戻しつつあります。

那賀郡全域(旧木頭村、木沢村、上那賀町、相生町、鷲敷町の5町村が合併し、現在は全域が那賀町)で育てられた杉は、「木頭杉(きとうすぎ)」という地域のブランド材です。

この先人が大切に育て、今を生きる林業者が大切に切り出した「木頭杉」をたくさんの方に知ってもらいたいという思いから、2014年4月に那賀ウッドが設立されました。

お客さまに喜んで頂けるような品質の高い木材製品に加工し、木頭杉の活用と地域への貢献を目指しています。

「木づかい」により森や地域を元気に

徳島の豊かな自然環境で育った木頭杉は、赤身の心材が鮮明で、明るく温かい印象の木材です。

また降雨量が多い地域のため、ねばりが強く品質にも定評があります。この材をさまざまな形で生活の中に取り入れていただき、日常やアウトドアなどのあらゆる場面で、「木づかい」で癒やしのある生活を送っていただきたいと機能性はもちろん、デザイン性にも優れた製品作りをを目指しています。

また、地元の素材生産を行う林業事業家や木材の加工を行う製材所・木工所、那賀高校を中心とする教育機関などと、業種を越えて幅広く連携し、伝統の技術と新しい技術とアイデアを持ち寄って常に新しいものづくりに挑戦しています。

山林が持つ機能は、水源涵養や土砂流出防備、二酸化炭素(CO2)の固定など多岐に渡ります。そしてこの豊かな山林は、山に育つ木材が適切に伐採・管理されることで維持されます。

私たちは、那賀町山林を未来に残していくために、製品を通じて「山と川と海のつながり」や我々の「地元の環境の美しさ・素晴らしさ」を伝え、積極的に事業を推進していきます。

地域の人材育成・木育にも取り組みます

那賀町にある那賀高校には林業学科として森林クリエイト科が創設されました。

モノづくりを一緒に行い将来の地域を担う人材育成にも取り組んでいます。

高校生と一緒に開発・製作している木頭杉のスマホスタンドなどの製品についても是非ご覧ください!